あなたの人生における最も重要なことは?『TQ_心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント』を読んで得たもの

本・映画編

どうも!いそやんです。

今回は、ハイラム・W・スミス (著)『TQ_心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント』を読んで得られたものについて語りたいと思います。

最初にお伝えしておくと、これは書評ではありません。
本の内容に触れるのはほんのわずかにして、この本の中で自分が最も印象に残った箇所のみにスポットライトを当てています。

重要なのは、その内容から自分が何を考えたか。

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この本が伝えたいことは「何が自分にとって一番大事なことか」

いきなりこの本の、そして私がもっとも影響を受けた部分に触れます。

それは、
「自分が大事にしたいことを大事にできているか、そういう生き方をしているか」という哲学です。

想像してみてください。
あなたはNYのエンパイアステートビルの展望台にいたとします。
めちゃくちゃ高層ビルで、落ちたら間違いなく即死です。
その展望台に、細長い鉄筋コンクリートが横たわっています。
先端は展望台から出ていて、下には何もありません。

ではここで問いです。

その先端に何があったら、あなたは自分の命を懸けてでも助けにいきますか?

「助けにいく」という表現を使っているので、無意識に「人」に対象を絞ってしまいがちですが、物でも構いません。
数十秒考えてみましょう。
今あなたは何を思い浮かべたものはなんでしたか?
大切な誰か?お金?自分が大切にしてる時計?などなど、色々あるかと思います。

ではここで何が言いたいのか。
それは、僕らが今生きているこの瞬間にも、命を懸けてでも守りたいものを大事にできているのか、ということです。

限りある時間の中で優先順位を間違えずに生きることの大切さ

もし鉄筋コンクリートの先にあるものが1億円でも、100億円でも、私は命を懸けられません。

そこまで自分にとっては「お金」の価値が高くない、少なくとも自分の命に変えられるものではないということがわかりました。

じゃあ何だったら命を懸けてでも守りたいか。

真っ先に思いついたのは自分の娘のことでした。

そのとき、今を生きる自分にとって何が一番大事なことなのかがわかったのです。
それは娘であり、家族と過ごす時間なのだと。

しかしこれはあくまでも私の例です。
この本の中で紹介される人の中には、
「家族でも自分の命は懸けられない、なぜなら家族によって苦しい思いをしてるから」
という人もいました。

やはり何が大事かは人それぞれ。
だからこそ、自分にとって何が最も重要なことなのかを知ることが大事だとも言えます。

自分にとって大事なものがわかったら行動も変わる

自分にとって何が大事かがわかったら、それは行動にも影響します。

この有限な時間を、人生を、私はできるだけ家族のために割くようにしました。
そんなふうに表現するとおこがましいですが、単純に家族の時間を優先的に考えて物事を選択してるだけです。

例えば仕事。

残業はほぼせず、家族の時間をできるだけ多くなるようにしています。
また、フレックス制度で柔軟な働き方ができることで、朝はゆっくり娘との時間を過ごすことができています。
保育園に早く行かなきゃと急かすこと自体が、自分にとっても娘にとっても『いい時間』とは言えないからです。

そういった働き方ができるのはそもそも会社が環境を整えてくれているからではありますが、その会社を選んだのは自分です。

その根底には、やはり自分にとっては家族の時間を大事にしたいから、という価値観がはっきりしていたからに他なりません。

大事にしたいことが明確になり、そしてそれを実現できている人生はやっぱり幸せなものです。

と、ここまで書いてるとまるで聖人君主のようですが、普通に自分一人の時間も結構もらってますw
「大事にする」と「自分を犠牲にする」は、違うってことですね!(開き直る)

もし自分の大事にしたいことが何かわからない、という人がいたら…

鉄筋コンクリートの話は自分の価値観を浮き彫りにさせる一つの手法です。
ただこれをしたからといって、すぐに大事なものが明確になるとは限りませんよね…。

それこそ、他にも本を読んで違う視点でインプットしてみるのも大切です。
また、他の人と話して壁打ちすることで見えてくるものがあるかもしれません。

周りに相談できる相手がいない…どうしよう。。
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という営業を最後に入れつつ…w

皆さんにとっても新たな気づきになりますようにー!

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